海響館がリニューアル!2025年の新しい魅力とは?
2025年8月1日、下関市の人気水族館「海響館」が大規模リニューアルを経てついに再オープンしました。老朽化に伴う工事で約8カ月間の休館を経た海響館は、より快適に、より魅力的にパワーアップ。新たにアシカの展示施設や新ショップ、体験型イベントなどが加わり、訪れる誰もがワクワクできる空間へと生まれ変わっています。
今回のリニューアルで特に注目を集めているのが、正面入口に登場した「ウェルカムモニュメント」や、開放感あふれる明るい「セントラルホール」。そして、館内へと誘う「スロープエスカレーター」は、まるで海中の異世界に足を踏み入れるかのような没入感を演出してくれます。館内のサインも一新され、初めて訪れる人でも迷わずスムーズに楽しめる設計になっています。
さらに、展示のリニューアルだけでなく、「naminowa」という新しいミュージアムショップのオープンや、スタッフによる“ゲリラトーク”といったサプライズ演出も魅力のひとつ。水槽やパネルの解説にも、スタッフの「思い」が込められており、生き物と向き合う海響館の姿勢がより身近に感じられる構成となっています。
新展示「ひれあしビーチ」

野生アシカの姿を間近で見られる「ひれあしビーチ」
今回のリニューアルで初登場となる「ひれあしビーチ」は、砂浜をモデルにしたアシカの新展示施設。水中や陸上のプールと砂浜が設けられ、生き生きと暮らすカリフォルニアアシカたちの姿を間近で観察できます。さらに、今後繁殖にも対応した設計で、赤ちゃんアシカや子育てシーンも将来的に楽しめる施設となる予定です。
ナイトイベントで非日常を体験「夜の水族館」開催中

2025年8月1日から24日まで、海響館では期間限定イベント「夜の水族館」を開催中。通常の営業時間を延長し、午後6時から8時30分まで、8月13日(水)には特別に午後10時まで楽しむことができます。※昼間からの滞在延長や再入館はできませんのでご留意ください。
館内全体がライトアップされ、光と音の演出によって幻想的な空間が広がります。2階の魚水槽では、赤色の懐中電灯を使って暗闇の中から生き物を探す「のぞいてみよう海の生き物たち」コーナーもあり、子どもも大人も探検気分で楽しめます(懐中電灯は無料貸出)。
さらに夜限定の「イルカ&アシカナイトステージ」では、イルカとアシカがライトと音楽に包まれながら共演。昼間とは違う特別なパフォーマンスを目の前で楽しめます。また、魚の「とれとれタンク」を夏祭り風にアレンジした「さわってみNight」では、金魚すくいやたい焼きに見立てた魚たちに触れられ、夏気分を満喫できます。
新施設・新サービスの魅力を徹底紹介
海響館はリニューアルに伴い、正面入口や館内空間からサービス全体を大幅に刷新しました。特に旅行者に響く次の3点を重点的にご紹介します。
ウェルカムモニュメントと明るくなったエントランス
正面入口には「ウェルカムモニュメント」が新設され、来館者を写真映えするフォトスポットとしてお出迎えしてくれます。清潔感ある白を基調とした「セントラルホール」は自然光がたっぷり差し込み、広々とした空間に設計されており、旅行初訪問でもストレスなく入館できます。魚の群れをかたどったサインデザインは、美しく館内を案内しながら海の世界への導入を演出しています。
海の別世界へ誘うスロープエスカレーター
リニューアルの目玉の一つが、セントラルホールから展示エリアへのスロープエスカレーターです。音・光・映像を駆使した演出で、まるで海中を進むような没入感を演出。魚の群れに包まれながら、イルカ・アシカ・ペンギン展示へと誘う導入体験は、非日常感を味わいたい旅行客に強くおすすめです。
お土産選びが楽しくなる新ショップ「naminowa」
館内のショップも全面リニューアルし、「naminowa(ナミノワ)」として生まれ変わりました。波(nami)と輪(wa)をテーマにしたデザイン空間は洗練されており、限定アイテムや展示にちなんだ商品が豊富。フォトジェニックな撮影スポットも併設されており、ショッピング自体が旅の思い出になります。展示とのシームレスな繋がりを意識した商品構成も魅力です。
アジアの明日展と海響館あーとコンテストも見逃せない
2025年8月1日から2028年1月7日まで開催される特別企画展「アジアの明日展」では、アジア各地の動植物をテーマに、未来に向けた自然との共生や環境保護への視点を訴えかけます。旅行客としても、新鮮な文化的視点と生き物への理解を深める充実した内容となっており、常設展示とは一味違う学び深い体験ができます。
また、同日より開催される「海響館あーとコンテスト」では、訪れた人たちが海響館で感じた思い出を自由な表現で描いた作品を募集。2025年7月9日に公式告知が行われ、応募対象は全年齢で、テーマ「海響館での思い出」、募集期間は令和7年8月1日から8月31日までとなっています。応募方法は館内または下関市内の郵便局で配布される応募用紙か、官製はがきによる作品の郵送・持参です。応募作品の中から特に優秀な25点は秋に館内で展示され、選ばれた方には素敵な賞品が贈られます。
これらの企画は、訪れた思い出を作品として残し、その一部が館内展示されるという旅行客にも嬉しい参加型イベント。家族や友達同士で記念に残る体験を共有できるだけでなく、ほかの旅行者の思い出ともつながる意味深い機会となります。
チケット料金・アクセス情報・施設基本情報
💰 チケット料金一覧(2025年8月時点)
区分 | 大人 | 小・中学生 | 幼児(3歳以上) |
---|---|---|---|
下関市民 | 1,000円 | 450円 | 200円 |
一般 | 2,500円 | 1,200円 | 500円 |
団体(20名以上) | 2,200円 | 900円 | 400円 |
※ 市民料金の適用には、下関市民であることの証明書提示が必要です。
🚉 アクセスと交通手段
- 住所:山口県下関市あるかぽーと6番1号
- 交通機関:
- JR「下関駅」よりバスで約7分、「海響館前」下車
- 門司港〜唐戸間の関門汽船利用→徒歩約2分
- 車利用:近隣に有料駐車場多数(例:みらいパーク)
ℹ️ 基本情報まとめ
項目 | 内容 |
---|---|
名称 | 下関市立しものせき水族館「海響館」 |
住所 | 山口県下関市あるかぽーと6番1号 |
電話番号 | 海響館:083-228-1100 観光施設課:083-231-1838 |
営業時間 | 9:30〜17:30(最終入館17:00)※夜間営業あり |
休館日 | 年中無休(メンテナンス休館あり) |
公式サイト | https://www.kaikyokan.com/ |
コメント
コメント一覧 (2件)
下関市民の方が高くなるんですか?
一般と料金が逆になっておりました。ご忠告ありがとうございます。